- 子どもが総幼研の教育についていけるか心配です。
- みんなと一緒に目で見て、耳で聞いて、口で唱えるということを毎日行っています。言える言えないではなく、遊びとして声を合わせる楽しさや心地よさを味わい、リズムとテンポの繰り返しによって、自然に身に付いてきますので心配ありません。
- 幼児期に知的な教育を行っているようですが、
お勉強があるのですか?
- 総幼研教育は小学校教育の準備・先取り教育ではありません。また、できる、わかる、を目的にした教育を行っているわけでもありません。これらの活動はすべて遊びです。遊びを通じて、子ども達の知的回路が開かれ、学習を受け入れやすいあたまを育てています。
- 「日課」の活動がよくわかりません。
どのようなことを行っているのですか?
- 子ども達が最も好む活動です。カードや暗誦、音読、素読と、レパートリーが広く、いずれも「リズムとテンポとくりかえし」です。日課活動のどれひとつをとっても「…させる」という意図は全くありません。先生と子ども、また子ども同士の信頼感や仲間意識も高まります。
- 体育嫌いの子どもですが大丈夫でしょうか?
- 体育ローテーションは遊びです。子ども達は、自らの育ちのために「動く」ということを必要としています。歩くという体験を通して脳は刺激され活性化します。友達と一緒に行うことで「やってみよう!」「みんなと一緒だから楽しい」という意欲が増し、子ども達は楽しんで参加できます。
- 音楽、それも歌唱に力を入れていると聞きましたが、
どのようなねらいがあるのでしょうか?
- 「うた」が上手になることを目的としているのではなく、情操教育の一環として多様な音楽経験を通して音楽に親しみ、心の広い、豊かな人間性の啓発につなげてほしいという願いから行っています。
- 行事では、子ども達の成長がみられて嬉しいものですが、
その為の練習など、無理はないのだろうかと不安に思います。
- 行事とは、園児たちが園生活体験を通して、獲ち得た力をもって、一人ひとりの自己表現の場として計画しています。行事を通し、達成感や成就感もひとしおさわやかで子ども達は自覚や自信を高め、次への活動への活力にも繋がっています。