
- 一人でトイレに行けないのですが、大丈夫ですか?
- 幼稚園では、活動の合間にトイレに行く時間を設けています。先生やお友達と一緒に行き、おしっこがでたかな・パンツははけたかなと、一つ一つ確認しながら一人で自信を持ってトイレに行けるよう見守ります。もし、おもらしをしたり、衣類を濡らしてもご心配なく。そのつもりでお着替えを準備しています。「つぎは出来るよ」「一緒にお着替えしようね」と不安にならないよう声をかけていきます。家庭のトイレでも少しずつ出来るように体験させて下さいね。
- おむつを使っているのですが、
おむつがとれていないといけませんか?
- おむつを使用している子はいます。決して「うちの子だけ・・・」と心配しないで下さいね。おむつがはずれる・トイレでおしっこが出来るという事は一人一人タイミングが違います。周りのお友達と比べたり・はやくはずそうと焦らず、ゆっくり長い目で見守りましょう。幼稚園では、その子に合わせトイレに誘い、また、ご家庭と相談しがなら対応していきます。
- 偏食(好き嫌い)があります。
給食を食べることが出来ないのでは?
- バランスの良い食事は、心と体の健やかな成長に大切です。しかし、どうしても「嫌い」と思う物は誰にでもあります。無理に食べさせるのではなく、食事をするのは楽しいと思える雰囲気作りからはじめましょう。幼稚園では食べた・食べないではなく、食物や作ってくれた方に「ありがとう」という感謝の気持ちをもつことを第一に取り組んでいます。まずは、一口、そして二口・三口と少しずつ量を増やせるよう声をかけています。
- いつもお母さんと一緒です。
幼稚園に行きたくないと泣くのでは?
- 涙がこぼれるのは、お母さんが大好きだから・信頼しているからです。初めての環境に直面したとき、大人でも不安を感じるもの・・・お子様が小さな胸をドキドキさせて泣きたくなるのは当たり前なのです。ご家庭で抱っこにおんぶと、たっぷりスキンシップをとってください。少しずつ先生やお友達のことが大好きになります。一日でも早く信頼関係を築き、幼稚園が楽しい・先生が好きといってもらえるよう、コミュニケーションをとっていきます。そのためにも、ご家庭と幼稚園としっかり連携をとり、タッグをくんでお子様を見守ります。
- 着替えの練習は必要ですか?
- 家で着替えが自分で出来ると、その経験を活かし幼稚園でも着替えをスムーズに行えます。だからといって「自分でしなさい」と練習をする必要はありません。まずは「お母さんと一緒」に今日は脱ぐだけ・着るだけ・ボタンをとめるだけ、はずすだけと一つずつ行っていって下さい。洗濯物を一緒に畳んでお片付け・・・ということもお手伝いをしたという自信から着替えに関心をつなげることもできます。幼稚園でも先生がご家庭と相談しながら、一緒に丁寧に指導します。
- 読み書きを教えてくれますか?
- 子どもたちそれぞれ、文字に関心を持つ時期が違います。また、小学校から入学前に読み書きが出来る必要はないといわれています。とはいっても、やはり心配されます。年長児になる頃から友だち同士刺激し合って自然と興味をもつようになります。リーダー活動として名前カードを使った名前呼びをしたり、五十音表を掲示したり、作品に名前を書いたりして一人ひとり対応しています。入学前に自分の名前が読める・書けるように・・・を心がけています。
- 言葉でうまく伝えることが出来ません。
先生やお友達と関われるでしょうか?
- 幼児期の子どもにとって、自分の思いを言葉で伝えるのは難しいこと・・・誰にでもいえることです。子ども一人ひとりに寄り添い、目線を合わせながらゆっくり会話をするよう心がけていきます。先生との会話はもちろん、友だちとの会話で「こう伝えたいのに・・・」と感じていたら、教師が一緒に一つ一つ聞き出したり、代弁しながら援助していきますのでご安心下さい。
- 友だちと仲良く遊べるでしょうか。ケンカをするのでは?
- 初めての集団生活、思い通りにいかなくて・・・、一緒にいるからこそ・・・、ケンカをすることはあります。逆にケンカはありません!という日はないでしょう。幼稚園でのケンカは大切な経験の一つ。当事者はもちろん、周りの友だちも学ぶべき事がたくさんあります。ケンカをしたらどうしてそうなったのか、何がいけなかったのか考え、最後は仲直りをして帰るようにしています。また、保護者の方に出来事を伝え、安心してお子様を迎えて頂けるよう心がけています。
- 園外保育は何処に行きますか?
- 広いスペースで、大きな遊具で、楽しく・思い切り遊ぼう!!ということで、幼稚園バスに乗って、東平尾公園・かぶとの森公園・箱崎公園・海の中道マリンワールドなどに行きます。また、体を鍛えるために、三日月山登山、年長組は秋の収穫を経験しに、みかん狩りに出掛けます。自然に触れ季節の移り変わりを感じたり、公共のマナーを学んだりします。
- どんな行事がありますか?
- 三大行事といわれる運動会・幼稚園祭(作品展)・音楽会をはじめ、中央オリジナル発表会・クリスマス会・お泊まり保育(年長組)などの行事をとりいれています。また、日本古来の伝統行事を知り、季節を感じて欲しいという願いから、七夕会・もちつき・豆まきなども行っています。幼稚園は行事が盛りだくさんです。日常の保育も制作・体育・音楽とカリキュラムに沿って、ねらい・目的を持って取り組んでいます。